第Ⅰ部 江戸時代の日本における「アルキメデス的科学」――萌芽と挫折
第1章 江戸時代の日本における「浮力の原理」と「密度」概念
第2章 江戸時代の日本における「てこの原理」と「モーメント」概念
第3章 江戸時代の日本における数学的な「証明」概念――円周率の算出方法をめぐって
第Ⅱ部 日本における「西洋科学」受容過程
第1章 日本における「火・熱」の概念の歴史
第2章 18~19世紀の物理学と蘭学の間――廣川晴軒の「三元素説」の評価との変遷
第3章 江戸時代後期の東日本における「畑作中心地域(養蚕地域)」の農民の特性と「和算」文化
第Ⅲ部 資料の部
第1章 旧制一高所蔵洋書の「PHYSICSの部」
第2章 学会発表「要旨」
中村邦光(なかむら くにみつ)
1934年 長野県生まれ
1957年 東京理科大学理学部卒業
1970年 日本大学農獣医学部専任講師
現 在 日本大学生物資源科学部教授
板倉聖宣(いたくら きよのぶ)
1930年 東京生まれ
1953年 東京大学教養学部科学史科学哲学分科卒業
1963年より仮説実験授業を提唱。
のちに仮説実験授業研究会を組織して会代表となる
現 在 私立板倉研究室室長
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