序章
第Ⅰ部 研究の背景
第1章 視知覚の諸理論と視覚表現
1.視知覚理論の歴史的背景―遠近法と間接知覚
2.視知覚への生態学的アプローチ―“環境の直接知覚”説
3.表面と視覚表現―研究の視座と目的
第Ⅱ部 描画の研究
第2章 描画による表現活動
1.描画制作におけるデッサンの位置づけ
2.描画における視覚と能動的な身体の動き
3.描画における身体性――描画動作の構成と制御
第3章 デッサンが成立する過程―姿勢に現れる視覚の役割
1.研究の背景
2.目的
3.方法
4.結果
5.考察
第Ⅲ部 痕跡の研究
第4章 乳幼児期の表現活動
1.描画発達の諸理論と子どもの描画
2.初期描画における身体性
3.Gibsonによる描画行為と痕跡――原初的描画行為と原初的造形行為
4.乳幼児の知覚発達と環境――手と眼の協応
第5章 乳幼児による行為と「痕跡」の分析―――表現以前の“表現”
1.研究の背景
2.目的
3.方法
4.結果
5.考察
第Ⅳ部 本研究のまとめ
第6章 総合的考察
1.結果のまとめ
2.生態学的アプローチと表現
3.生態学的アプローチによる表現研究への示唆
4.今後の課題
5.おわりに
引用文献
謝辞
西崎 実穂(にしざき みほ)
首都大学東京システムデザイン学部・研究科助教
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