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書籍のご案内

入門経済数学
(Ⅱ)  
G.C.アーチボルド、R.G.リプシー 著 作間逸雄、秋山太郎、戸田学 訳
A5判・上製・308頁
(本体2,800円+税)
ISBN 4-8115-1088-7 C1033
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内容概略
 本書の第1の特長はその内容の平易さだが、さらに特筆すべきは応用重視の姿勢である。本書では一貫して、数学的手法を説明したあとにその応用の章を設け、ミクロ、マクロを問わず豊富な応用例が掲げられている。また章末には「問題」を設けるなど、テキストとしての配慮がすみずみにまで行き渡った内容構成になっている。

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目次

第12章 動学入門
 12.1 静学と動学
 12.2 セリ売り人が存在する競争市場
 12.3 クモの巣モデル
 12.4 連続的調整のモデル
 12.5 簡単なマクロ・モデル
 問題
第13章 積分と指数関数
 13.1 積分の概念
 13.2 べキ関数の積分
 13.3 総和の過程の極限としての積分
 13.4 例
 13.5 微分方程式
 13.6 指数関数
 13.7 弾力性
 問題
第14章 動学分析の応用
 14.1 競争市場における調整
 14.2 インフレ過程の安定性
 14.3 ストック調整モデル
 14.4 単純な経済成長モデル
 問題
第15章 行列代数入門
 15.1 行列の定義
 15.2 和と積
 15.3 ベクトル
 15.4 行列式
 15.5 行列式の諸性質
 15.6 逆行列
 15.7 クラーメルの公式
 15.8 線形作用素
 問題  
第16章 線形代数の応用
 16.1 貨幣のあるケインズ・モデル再論
 16.2 政府と外国貿易
 16.3 貨幣のある非線形ケインズ・モデル
 16.4 定性的分析法
 16.5 2つの極端なケース
 16.6 モデルの構造を変えます
 16.7 いくつかの関数に独立変数を加えます
 16.8 外生変数の1つを内生化します
 16.9 モデルを変えると、いくつかの外生変数の変化による定性的効果は決定不可能になってしまうことがあります
 16.10 定性的経済学の範囲
 16.11 外国からの反応を伴う開放経済
 問題
第17章 投入産出分析
 17.1 問題
 17.2 産業連関表
 17.3 モデル
 17.4 「レオンチェフ行列」
 17.5 技術行列の諸論点:部門数
 17.6 いくつかの解法
 17.7 行列級数の収束
 17.8 投入産出モデルの検証
 17.9 終わりに
 問題
第18章 線形計画
 18.1 線形計画
 18.2 数値例
 18.3 いくつかの拡張
 18.4 双対問題
 18.5 影の価格
 18.6 線形計画の応用
 18.7 代替
 18.8 比較静学
 第18章 付録・線形計画とシンプレックス法
 問題
問題解答
索引
訳者あとがき

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著者

G.C.アーチボルド、R.G.リプシー 著 作間逸雄、秋山太郎、戸田学 訳

作間逸雄(さくま いつお)
専修大学経済学部教授

秋山太郎(あきやま たろう)
横浜国立大学経済学部教授

戸田学(とだ まなぶ)
早稲田大学社会科学部助教授

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