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書籍のご案内

統計学入門(下)
―ビジネスと経済学のために  
E.マンスフィールド 著 蓑谷千凰彦、高木康順、大津武 訳
A5判・並製・346頁
(本体3,200円+税)
ISBN 4-8115-3421-2 C1033
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内容概略
 本書は学部学生と、企業経営および経済学の大学院生に対する初等統計学の授業のために書かれた。統計学の方法が実世界でどのように使用されるのかを詳細に説明し、広範な視野を豊富にとり入れた教科書である。とくに、統計学の実際の適用が強調され、民間企業や政府機関が現実の問題を解く際に、どのように統計的方法を使用しているかを例示している。本書を理解するためには、高校数学を超える数学的素養は必要ない。章末の復習問題を含めて30から40の問題が収められ、学生と教師の両者が利用できるようになっている。統計学入門者には必読の書。

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目次

第Ⅳ部 カイ2乗テスト、ノンパラメトリック法
第10章 カイ2乗テストとノンパラメトリック法
 はじめに
 標的の実例とピアソンの検定統計量
 カイ2乗分布
 割合間の差の検定
 分割表
 分割表と金属鋳造:事例研究
 カイ2乗検定のコンピュータ出力結果
 適合度検定
 分散に関する検定と信頼区間
 ノンパラメトリック法
 符号検定
 マン・ウィットニー検定
 連検定
 ノンパラメトリック法:賛否両論
 本章のまとめ
第Ⅴ部 回帰と相関
第11章 回帰および相関分析
 はじめに
 変数間の関係および散布図
 回帰および相関分析の目的
 線形回帰モデル
 標本回帰線
 最小2乗法
 最小2乗推定量の特性
 推定値の標準誤差Yの、(1)条件付き平均値、(2)個々の値の推定量 
 決定係数
 相関係数
 母相関係数に関する推論
 Bの値に関する推測
 統計的費用関数:事例研究
 株のベータの推定:別の事例研究
 回帰および相関のコンピューター・プリントアウト
 回帰および相関における危険と問題
 本章のまとめ
第12章 重回帰と相関
 はじめに
 重回帰:性質と目的
 重回帰モデル
 回帰係数の最小2乗推定値
 B1とB2に関する信頼区間と仮説検定
 重決定係数
 重回帰と相関の幾何学的解釈
 分散分析
 ダミー変数法
 多重共線性
 系列相関とダービン・ワトソン検定
 残差分析
 仮定からの逸脱への対処
 重回帰式の最良な形の選択
 綿糸強度の決定要因:事例研究
 本章のまとめ
第Ⅵ部 時系列と指数
第13章 時系列入門
 はじめに
 伝統的時系列モデル
 最小2乗線形トレンド線の推定
 非線形トレンドの推定
 資本・労働比率のトレンド:事例研究
 移動平均
 指数平滑化
 季節変動
 季節変動指数の計算:移動平均比法
 季節変動の計算:ダミー変数法
 循環変動
 基礎的予測法
 先行指数
 予測方法としての計量経済モデル
 ワートン計量経済モデル
 本章のまとめ
第14章 指数
 はじめに
 無加重指数
 加重指数
 その他のウエイト付けと基準時点
 連鎖指数
 指数作成上の基本的問題
 消費者物価指数:事例研究
 数量指数
 本章のまとめ
索引
訳者あとがき

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著者

E.マンスフィールド 著 蓑谷千凰彦、高木康順、大津武 訳

蓑谷千凰彦(みのたに ちおひこ)
慶応義塾大学経済学部教授

高木康順(たかぎ やすのぶ)
國學院大學経済学部助教授

大津 武(おおつ たけし)
アメリカ留学中

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