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書籍のご案内

環境評価の経済学
  
P.-O.ヨハンソン 著 嘉田良平 監訳
A5判・上製・312頁
(本体3,400円+税)
ISBN 4-8115-3601-0 C1033
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内容概略
 本書は近年先進諸国で重要な課題とされる環境問題に対して、環境便益を評価するための経済理論の本格的なレビューを基礎に、応用編としてのその計測方法について詳述した
 ものである。環境便益(外部経済効果)に対する定量的手法を用いた計測の方法論を体系的に学ぶことが出来るはじめての教科書といってよい。欧米においては、カリフォルニア大学等の多くの大学で原著が環境経済学の教科書として指定されている。

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目次

第1章 はじめに
第2章 基本概念
 2.1 効用関数
 2.2 効用最大化
 2.3 需要関数
 2.4 間接効用関数
 2.5 支出関数
 2.6 補償関数
 補論
第3章 消費者余剰の概念
 3.1 貨幣測度と通常の需要曲線の下側面積
 3.2 経路独立性条件と所得の限界効用の不変性
 3.3 補償変分と等価変分
 3.4 2つの例
 補論
第4章 消費者余剰に関するトピックス
 4.1 効用変化の貨幣測度の比較
 4.2 個人間の集計
 4.3 消費者余剰の推定
 補論
第5章 数量制約下の消費者余剰測度
 5.1 数量制約下の効用最大化
 5.2 数量制約下の消費者余剰
 5.3 例題
 5.4 数量制約下の補償変分(余剰)と等価変分(余剰)
 5.5 さらに進んだ諸結果
 補論
第6章 公共財と消費における外部性
 6.1 私的財と公共財を消費する家計
 6.2 公共財と効用変化の非補償的貨幣測度
 6.3 補償変分と等価変分
 6.4 貨幣測度の性質
 6.5 外部効果と質の変化――市場データからの推定
 補論
第7章 選好顕示問題にいかに対処するか:実践的方法
 7.1 サーベイデータ(Surveydata)
 7.2 値付け法に基づく研究
 7.3 へドニック価格
 7.4 財産価値法:例
 7.5 サーベイ法とへドニック法の比較
 7.6 効用関数と需要方程式
 7.7 トラベルコスト法
 7.8 トラベルコスト法の補遺
第8章 離散型選択モデルと環境便益
 8.1 いくつかの財が互いに排他的なときの行動関数
 8.2 臨界価格水準と端点解
 8.3 離散型選択の場合の消費者余剰測度
 8.4 臨界価格水準と測度の選択
 8.5 トラベルコスト法の妥当性
 8.6 計量経済モデル
 8.7 離散反応データによる狩猟許可の価値推定
第9章 通時的状況下での消費者余剰
 9.1 通時的モデル
 9.2 全期間余剰測度と即時余剰測度
 9.3 再生可能資源のモデル
 9.4 大草原湿地帯の配分のためのブラウン=ハマック・モデル
 9.5 ブラウン=ハマック・モデルにおける推定結果
 9.6 世代間厚生の集計
第10章 不確実性のある状況での厚生変化の測度
 10.1 リスク測度と効用関数の特質
 10.2 価格不確実性のもとでの消費者余剰
 lO.3 不確実性下の離散的選択:住宅の所有
 10.4 通時的モデル
 10.5 期待消費者余剰、オプション価格、オプション価値
 補論
第11章 環境資産の総価値の貨幣測度
 11.1 資源の総価値
 11.2 環境資産の供給不確実性
 11.3 アクセス価値
 11.4 野生資源のオプション価格の評価
 11.5 準オプション価値
 11.6 リスクのある世界における貨幣測度の選択についてのまとめ
 11.7 将釆の研究の方向
参考文献
索引
監訳者あとがき

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著者

P.-O.ヨハンソン 著 嘉田良平 監訳

嘉田良平(かだ りょうへい)
京都大学農学部教授

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