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国際企業論
―多国籍企業活動の環境と政策課題  
馬淵紀壽 著
A5判・上製・264頁
(本体2,800円+税)
ISBN 4-8115-3921-4 C1033
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内容概略
 GATTウルグアイ・ラウンドが妥結し、WTO(世界貿易機関)が発足した。この新しい世界貿易の枠組を前提とし体係的に整理した国際企業論。理論を必要最小限に止め、できるだけ現実の世界を対象に記述。日本の主要産業についての基礎的・予備的な情報も提供する。

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目次

第Ⅰ編 世界を繋ぐ多国籍企業の活動
第1章 世界貿易の変化と多国籍企業
 1.1 産業内貿易の拡大と企業内貿易の進展
 1.2 中間財の国際貿易
 1.3 多国籍企業の活動
第2章 国際寡占
 2.1 国際石油カルテルとOPEC
 2.2 日本の石油産業
 2.3 国際寡占とダンピング
第3章 生産要素の国際移動
 3.1 労働力の国際移動
 3.2 間接資本移動(対外証券投資)
 3.3 対外直接投資
第Ⅱ編 通商政策と新しい貿易秩序
第4章 多国籍企業と国益
 4.1 多国籍企業の行動原理
 4.2 多国籍企業活動と国益
 4.3 多国籍企業の規制原理
第5章 関税政策と保護貿易
 5.1 関税政策――その歴史とGATT
 5.2 関税政策の理論と効果
 5.3 鉄鋼業と保護貿易
第6章 非関税障壁と管理貿易
 6.1 非関税障壁の理論と政策
 6.2 管理貿易と日本の自動車産業
 6.3 WTOと世界貿易の新秩序
第Ⅲ編 地域主義と多国籍企業
第7章 地域経済統合
 7.1 地域経済統合の類型と基礎理論
 7.2 北米自由貿易協定(NAFTA)
 7.3 欧州連合(EU)
第8章 産業政策
 8.1 産業政策とは何か
 8.2 エレクトロニクス産業の発展と産業政策
 8.3 欧米諸国の産業政策
索引

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著者

馬淵紀壽 著

馬淵紀壽(まぶち のりとし)
名古屋学院大学経済学部教授

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