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応用計量経済学Ⅰ
  数量経済分析シリーズ【第2巻】
高木康順、秋山裕、田中辰雄 著 蓑谷千凰彦・廣松毅 監修
A5判・上製・408頁
(本体4,000円+税)
ISBN 4-8115-4321-1 C1033
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内容概略
「各章とも理論的説明にとどまらず、実証結果が示されている。理論がいかにして検証可能な形に定式化され、理論概念にどのようなデータを対応させてあり、実証結果は理論に不利な証拠を与えているかどうかを読者は、各章から知ることができるであろう。」(本書「まえがき」より)

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目次

第1章 消費関数
はじめに
 1.1 消費関数論争
 1.2 相対所得仮説
 1.3 恒常所得仮説とライフサイクル仮説
 1.4 ライフサイクル――恒常所得仮説
 1.5 まとめ
 コラム・合理的期待と消費
 練習問題
第2章 投資関数
 はじめに
 2.1 加速度理論
 2.2 新古典派モデル
 2.3 トービンのq理論
 2.4 まとめ 
 コラム・投資タイミング決定の合理性
 練習問題
第3章 輸出入関数
 はじめに
 3.1 マクロレベルでの静学的側面
 3.2 動学的側面
 3.3 産業レベル1(比較生産費説)
 3.4 産業レベル2(要素賦存理論)
 3.5 規模の経済性と製品差別化
 コラム・データの軸
 練習問題
第4章 為替レート関数
 はじめに
 4.1 為替レート関数の推計にあたって
 4.2 購買力平価説
 4.3 マネタリー・モデル
 4.4 ドーンブッシュ・モデル
 4.5 ポートフォリオ・モデル
 4.6 市場の効率性のテスト
 4.7 ニュースの持つ影響力のテスト
 コラム・各種為替レートの比較
 練習問題 
第5章 カオス理論の計量分析への応用
 はじめに
 5.1 カオスとは
 5.2 カオスの性質と測定
 5.3 相関次元についての論争:測定にあたっての注意
 5.4 展望
 練習問題
練習問題解答 
参考文献
索引

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著者

高木康順、秋山裕、田中辰雄 著 蓑谷千凰彦・廣松毅 監修

高木康順(たかぎ やすのぶ)
國學院大學経済学部助教授

秋山 裕(あきやま ゆたか)
慶應義塾大学経済学部助教授

田中辰雄(たなか たつお)
慶應義塾大学経済学部助教授

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