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書籍のご案内

現代マネタリーエコノミックス
  
M.G.ハジミカラキス、K.G.ハジミカラキス 著 石橋春男、関谷喜三郎 訳
菊判・並製・392頁
(本体3,300円+税)
ISBN 4-8115-4731-4
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内容概略
マクロ経済学のフレームワークを基礎にしながら、金融システムと中央銀行の金融政策のメカニズムを体系的に展開する文字通り「金融経済論」と呼ぶべき書物である。
 著者は、80年から82年にかけてワシントンD.C.において連邦準備制度理事会のエコノミストとして勤務した経験を持つ。そこでは当時進行していた金融自由化のなかで、金融システムが新たな金融環境にアジャストする様態・方策等にいての調査・研究に従事し、その経験が本書に大いに活かされている。

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目次

序章 貨幣の重要性
第2章 市場参加者の紹介
第3章 金融証書を理解するためのフレームワーク
第4章 公衆の資産選択-資産需要の法則
第5章 預金金利の規制緩和と貨幣需要
第6章 マネーサプライの基礎
第7章 利子率決定に関する2つの説明
第8章 経済のフレームワーク:実物部門と金融部門
第9章 中央銀行の政策手段
操作目標
および最終目標
第10章 預金創造とマネーサプライ
第11章 量的金融指標
第12章 銀行業と利潤極大化行動
第13章 貨幣需要の理論
第14章 預金市場と貨幣需要
第15章 貨幣市場
第16章 利子率と実質所得の決定:IS-LMモデル
第17章 IS-LMモデルを用いた金融政策と財政政策
第18章 物価水準と実質所得
第19章 総供給
予想と政策
第20章 インフレ・失業と経済政策
第21章 外国為替市場
第22章 開放経済下の経済政策

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著者

M.G.ハジミカラキス、K.G.ハジミカラキス 著 石橋春男、関谷喜三郎 訳

石橋春男(いしばし はるお)

1944年埼玉県生まれ。1972年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了、現在、大東文化大経済学部教授。

主著に、『セミナー マクロ経済学入門』(税務計理協会、1994年、共著)、『セミナー ミクロ経済学入門』(税務計理協会、1995年、共著)、『経済学小辞典』(成文堂、1994年)ほか。訳書に、『現代ミクロエコノミックス』(多賀出版、1990年、共訳)、『レオン・ワルラスの経済学』(文化書房博文社、1994年)ほか。

[訳者紹介]

関谷喜三郎(せきや きさぶろう)

1950年埼玉県生まれ。1978年日本大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、日本大学商学部教授。

主著に、『セミナー マクロ経済学入門』(税務計理協会、1994年、共著)、『セミナー ミクロ経済学入門』(税務計理協会、1995年、共著)、『現代経済理論のエッセンス』(中央経済社、1995年、共著)、『経済学小辞典』(成文堂、1994年)ほか。訳書に、『現代ミクロエコノミックス』(多賀出版、1990年、共訳)、『ケインズとケインジアンのマクロ経済学』(日本経済評論社、1990年、共訳)

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