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経済学の一方向
―経済地理学の視点から  
北條勇作 著
A5判・上製・370頁
(本体3,800円+税)
ISBN 4-8115-4811-6
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内容概略
 レッシェの一般均衡理論とシュンペーターの経済発展の理論を体系的に分析することにより、空間の概念を導入した一種の動態理論を構築することを企図。
 また、自由な競争に根ざした経済活動を前提とした、価格メカニズムによる欠点を除去した価格決定・数量調節を基とする新経済地理学の理論を展開。
 さらに、ワルラスに代表される一般均衡理論を論じるなどの空間の概念が入った動態理論を考察する。

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目次

序 章 研究課題・方向
第1章 経済学・地理学・経済地理学の各方法論
第2章 経済社会学の内容と経済地理学の一指針
第3章 ワルラスの一般均衡理論とシュムペーターの静学・循環的流れの理論
第4章 シュムペーターの動学・経済発展の理論
第5章 シュムペーターの景気循環論
第6章 中心地理論の原理・原則
第7章 クリスタラーの中心地理論―静態の諸関係
第8章 クリスタラーの中心地理論―動態の諸過程
第9章 レッシェの空間における一般均衡と経済地域
第10章 環境問題を含む地域開発の在り方
第11章 革新を包摂した筆者の新経済地理学の一体系
第12章 中心地理論の応用的展開
終 章 筆者の新経済地理学大系(一試論)の要約

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著者

北條勇作 著

北條勇作(ほうじょう ゆうさく)

1947年、愛媛県に生まれる。高崎経済大学経済学部卒業。早稲田大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史専攻修士課程修了。青山学院大学大学院経済学研究科経済政策専攻博士課程単位取得。高崎経済大学講師、助教授を経て、現在同大学教授。

[著書]

『シュンペーター経済学の研究』
『経済地理学―経済立地論の視点から―』など

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