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会計物語と時間
―パラダイム再生
青柳文司 著
A5判・上製・440頁
(本体5,000円+税)
ISBN 4-8115-5101-X
会計学では“レリバンス喪失”がいわれ、社会学では“パラダイム喪失”がいわれる時世である。それゆえ、レリバンス復活に向けてのパラダイム再生が求められる。
その方途として、時間を会計の原点とみ、会計を企業の歴史物語とみる構想がたてられた。いまや、時間の再認識は科学をはじめ文化の世界で起こりつつある革命の一部分である。さらに、物語は素朴な言語観にもとづく近代化科学の記述主義的誤謬をただす時代思潮の担い手でもある。この使命観が表題にも込めれている。
また、さまざまな物語に言及する風変わりな書物になったが、新天地へと読者の関心を広める一助になれば幸いである。(本書「はしがき」より)
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Ⅰ 序説
Ⅱ 記号としての時間
Ⅲ 場としての時間
Ⅳ 物語としての会計
Ⅴ 企業の時間戦略
Ⅵ 会計空間
Ⅶ 会計時間
Ⅷ 契約会計と時間
Ⅸ 活動会計と時間
Ⅹ 社会会計と時間
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青柳文司 著
青柳文司(あおやぎ ぶんじ)
1926年 横浜に生まれる
1952年 横浜市立大学商学部卒業
同学樹助手、専任講師、助教授、教授
1988年 経済学博士(法政大学)
1992年 横浜市立大学名誉教授
1992年 流通経済大学教授
主著
『会計士会計学――ジョージ・オー・メイの足跡』(1962、同文舘)
『会計学への道』(1976、同文舘)
『会計学の原理』(1968、中央経済社)
『アメリカ会計学』(1986、中央経済社)
『会計学の基礎』(1991、中央経済社)
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