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書籍のご案内

レオン・ワルラス
―段階的発展論者の経済学  
A.ジョリンク 著 石橋春男 訳
A5判・上製・206頁
(本体2,500円+税)
ISBN 4-8115-5121-4
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内容概略
 本書はワルラスの純粋経済学・応用経済学および社会経済学の全体像を描こうとするものである。また、本書はワルラスの哲学と社会哲学に関する考え方を考察するために新たに構築された分類学で構成される。
 ワルラスの著作はワルラスが生活し、研究した19世紀の文化的・歴史的背景を強調することによって、大まかに位置付けられるのである。特に本書ではサン・シモン主義とオーギュスト・ワルラスの影響がレオン・ワルラスの経済学にとって決定的要因であったことを明らかにしようと思っている。(「まえがき」より)

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目次

  1. 進化と進歩
  2. ワルラスの世界
  3. 哲学の適応
  4. 歴史の適応
  5. 科学の適応
  6. 要 論
  7. 応用問題
  8. 移行期の経済学
  9. ロマン主義から論理実証主義へ

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著者

A.ジョリンク 著 石橋春男 訳

Albert Jolink(アルバート・ジョリンク)

  ティンバーゲン研究所研究員。
  ロッテルダム・エラスマス大学助教授(経済学方法論)。
  著書:『レオン・ワルラスの均衡経済学』(共著、1993)

石橋 春男(いしばし はるお)

  1944年 埼玉県に生まれる
  1967年 早稲田大学政治経済学部卒業
  1972年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了
  現 在 大東文化大学経済学部教授

 訳 書
  『現代ミクロエコノミックス』(共訳)多賀出版 1990年
  『レオン・ワルラスの経済学』文化書房博文社 1994年
  『現代マネタリーエコノミックス』(共訳)多賀出版 1997年

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