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ミクロ・マクロの経済学基礎理論
  
前野冨士生・岡本武之 著
A5判・上製・272頁
(本体2,900円+税)
ISBN 4-8115-5441-8
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内容概略
 本書は、大学の2年次生を対象とする経済原論ないしミクロ経済学およびマクロ経済学のための講義用教科書である。
 基礎理論中の基礎理論をみっちり学習することを通じて初学者が経済学的思考の方法を十分に身につけることができるように、通常よく見かける広く浅くという経済学概論のような方向とは反対に、できるだけ範囲を狭く、そして、深く理解することができるように心がけた。

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目次

第Ⅰ部 ミクロ経済学
  第1章 ミクロ経済学の必要性
  第2章 需要と供給
  第3章 消費者の行動
  第4章 生産者の行動
  第5章 不完全競争市場
  第6章 不確実性と情報の経済学
  第7章 ゲームの理論
第Ⅱ部 マクロ経済学
  第1章 なぜマクロ経済学を学ばなければならないか
  第2章 社会全体としての総生産量をどのように計算するか
  第3章 社会全体としての雇用量決定の仕組みはどうなっているか
  第4章 国民所得決定の仕組みはどうなっているか
  第5章 総需要の最大の構成要素である消費需要を決定するものは何か
  第6章 社会全体の経済活動に影響を与える限界消費性向の働き
  第7章 社会全体としての投資需要を決定するものは何か
  第8章 投資決定要因として重要な利子率はどのように決定されるか
  第9章 国民所得と利子率は同時に決定される
  第10章 科学としての有効需要原理は政策にどのように追応用できるか
  第11章 国民所得や雇用量は循環的に変動し続けている

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著者

前野冨士生・岡本武之 著

前野冨士生(まえの ふじお)

1944年 広島県に生まれる
1974年 大阪府立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
1986年より、阪南大学経済学部教授
理論経済学専攻、経済学修士(大阪府立大学)

主 著 
『近代経済学』(共著、1993年、八千代出版)
『現代経済分析のフロンティア』(共著、1992年、中央経済社)

岡本武之(おかもと たけゆき)

1932年 大阪府に生まれる
1958年 大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了
1976年 大阪府立大学経済学部教授
1994年より、阪南大学経済学部教授
理論経済学専攻、経済学部博士(大阪大学)

主 著 
『ケインズ主義経済学理論序説』(1965年、大阪府立大学経済学部)
『雇用と分配のマクロ経済学』(1981年、有斐閣)

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