超入門ミクロ経済学

超入門ミクロ経済学

修震傑　著
A5判・上製・320頁
（本体3,400円＋税）
ISBN 4-8115-5501-5

内容概略

　本書はミクロ経済学の勉強の第一歩を踏み出した人のために書かれた入門書です。ミクロ経済学は経済学の最も基礎的な分野であり、どのような分野の学習にも不可欠です。
　しかし、経済学を学ぶ多くの学生が、ミクロ経済学を難しいと感じていることも事実でしょう。現在の入門書ではモデルを立ててから演繹的な推理によって述べられていることが多いのですが、モデルを立てる考え方の説明が足りないように思います。本書ではできるだけミクロ経済学の考え方を伝える一方で、数学を用いた議論を避けるようにしました。グラフさえ理解できれば、本書は読めることと思います。（「はしがき」より）

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第Ⅰ部　部分均衡

第１章　経済学の基本概念
第２章　需要と供給
第３章　需要・供給分析の応用
第４章　限界分析と需要曲線
第５章　限界分析と供給曲線
第６章　個別市場の均衡と効率

第Ⅱ部　一般均衡

第７章　消費者の選択
第８章　消費の決定要因
第９章　消費理論の応用
第10章　生産と費用
第11章　生産の決定
第12章　市場均衡と効率

第Ⅲ部　発展編

第13章　外部性と市場の失敗
第14章　独占と寡占
第15章　不完全競争

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著者

修震傑　著

修　震傑（しゅう　せんじ）

1982年２月　（中国）東北大学工学部卒業
1992年３月　北海道大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了
1995年３月　北海道大学大学院環境科学研究科社会環境学専攻博士課程修了
現　　　在　北星学園大学経済学部助教授
学位論文「ゲーム理論による地球環境問題の分析」『北海道大学農学部邦文紀要』第19巻第６号,1996年３月

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