第1章 人口転換論争
――経済発展は人口爆発を抑制できるのか?
第2章 失業論争
――日本の失業率はかつて本当に低かったのか?
第3章 逆U字型仮説の検証作業
――貧富の差は経済発展で解消できるのか?
第4章 所得税捕捉論争
――所得税は適正に徴収されているのか?
第5章 消費支出論争
――消費統計から景気動向を把握できるか?
第6章 消費者物価指数論争
――物価指数は価格破壊を反映していないか?
第7章 家計貯蓄率論争
――ミクロ統計とマクロ統計はなぜ乖離するのか?
第8章 公共投資統計をめぐる諸問題
――公共投資データは帯に短し襷に長し?
第9章 経常収支の多国間不突合問題
――黒字と赤字の境界線は明確か?
第10章 進化しつづけるSNA統計
――SNA統計は「豊かさ」の代理指標たりえるか?
谷沢弘毅(やざわ ひろたけ)
1957年 茨城県に生まれる
1979年 慶應義塾大学経済学部卒業
その後、北海道東北開発公庫、㈱日興リサーチセンター、㈱住信基礎研究所を経て、
現 在 (株)日本アプライドリサーチ研究所主任研究員
著 書 『現代日本の経済データ』(1997年、日本評論社)
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