序章 本研究の課題と方法
第一節 問題の所在/
第二節 本研究の課題と方法
第一章 明治期における「劣等児」「低能児」の特別学級の成立
第一節 義務教育の展開と特別学級の展開/
第二節 特別学級に関する文部省の施策/
第三節 特別学級の実態/第四節 本章のまとめ
第二章 大正期における特別学級の展開
第一節 新しい条件の台頭と特別学級の展開/
第二節 特別学級に関する文部省の施策/
第三節 文部省調査『全国特殊教育状況』の再調査にみる特別学級の全国的動向/
第四節 大正期における原級留置の実態と特別学級の成立-新潟県U小学校の事例を中心に/
第五節 知能測定法標準化の取組と特別学級-大阪市の事例を中心に/
第六節 地方小学校における特別学級の展開と教師の役割-愛媛県松前小学校の事例を中心に/
第七節 旧「満州」日本人学校における特別学級の実態-大連松林小学校と大石橋小学校の事例を中心に/
第八節 本章のまとめ
第三章 昭和戦前期における特別学級の展開
第一節 戦時体制の進行と特別学級の展開/
第二節 特別学級に関する文部省の施策/
第三節 大正・昭和初期における能力観の変化と特別学級の展開-和歌山県南部小学校の「能力別学級編成」劣組の事例を中心に/
第四節 昭和戦前期における「精神薄弱児」特別学級の実態-東京高等師範学校附属小学校第五部(「補助学級」)の児童の実態と教育実践/
第五節 旧「満州」日本人学校における特別学級の実態-満州教育専門学校附属小学校(奉天千代田小学校)の事例を中心に/
第六節 本章のまとめ
終 章 本研究の結論と残された課題
第一節 本研究の結論/
第二節 統合への視座/
第三節 残された課題
戸崎敬子(とざき のりこ)
茨城県出身
東京教育大学教育学部特殊教育学科卒業
同大学院教育学研究科修士課程修了
教育学博士
現在、高知大学名誉教授
著 書 『特別学級史研究』(多賀出版、1993年)
『重複障害児の教育』(共著、青木書店、1984年)
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