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国際関係論
―変容する文化と社会  
塩田長英 著
A5判・上製・168頁
(本体2,000円+税)
ISBN 4-8115-5781-6
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内容概略
 本書は、第Ⅰ部で「文化の変容」をテーマとする。文化と文明の概念を整理する。日常生活と非日常生活の区別、その過ごし方と変化を再確認する。それらが多民族・多文化社会ではどんなものなのかを例をあげて概観する。
 第Ⅱ部では「社会の変容」をテーマに、近代社会が求めたものが現代社会ではどうなったのか、その功罪を概観する。国家と市民の緊張関係がNGOやNPOを生み出す大きな力であること、それらはまた市場とのかかわりでも同じで、いかなる生き方・働き方を選択するかにかかっている。国際的なNGOの活動例をあげて考える。(「はじめに」より)

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目次

第Ⅰ部 文化の変容
  文化について/日常生活について考える/非日常の生活を考える
  多民族・多文化社会を考える/日本の文化と歴史
  日本社会の国際性と多民族化/異文化交流(人の移動)
  異文化交流(商品の移動)/異文化交流(資本の移動)
  文化の受容/文化の拒絶
第Ⅱ部 社会の変容
  近代社会が求めたもの/現代社会の功罪を考える/国民と市民
  NGOとNPO/現代の働き方/国際的なNGOの活動/日本のNGOを列挙する
  経済協力について/主なNPOの活動/営利企業の社会貢献

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著者

塩田長英 著

塩田長英(しおた・ながひで)

1937年 東京都に生まれる
1961年 東京大学法学部卒業
1988年 明海大学経済学部教授
2000年 中国内蒙古工業大学、内蒙古経貿外国語学院、客員教授
著 書 『日本の鉄鋼市場』(至誠堂、1969年)
    『総合商社』(日本経済新聞社、1976年)
    『比較現代社会の家族』(勁草書房、1999)など

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