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経済学と現代企業
  
吉岡恆明 著
A5判・上製・240頁
(本体3,000円+税)
ISBN 4-8115-5891-X
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内容概略
 「市場経済の発達は企業の活動によってもたらされる。19世紀末から20世紀の前半にかけて成立した法人企業を中心とする現代の経済学では、大企業の活動が経済社会の推進力となっている。しかし正統的な経済学である新古典派理論では、企業はそれ自体が主要な研究対象ではなく、専ら資源インプットを財サービスに変換する技術的な働きとして扱われている。経済学は企業の行動を重要で動態的な経済活動として捉えなければならない」
 そういった問題意識から執筆された論考集。

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目次

第1章 現代企業理論の展開
第2章 企業理論の一つの総合
第3章 一般集中度について
第4章 経済集中の測定指標
第5章 日本の一般集中度の推定
第6章 技術革新と市場集中
第7章 垂直統合について

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著者

吉岡恆明 著

吉岡恆明(よしおか つねあき)

1927年 東京に生まれる
1953年 東北大学経済学部卒業
1966年 新潟大学助教授
1977年 専修大学教授
1983年 大阪大学経済学博士
1990-91年 サセックス大学科学政策研究所客員研究員
現 在 専修大学名誉教授

主 著 『企業行動の実証的研究』(至誠堂、1976)
    『近代経済学のミクロ分析』(文真堂、1981)
編 著 『テキストブック現代経済学』(多賀出版、1998)

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