Ⅰ ヴァレリー・ラルボー――「中心」と「周縁」の仲介者
ラルボー――典型的コスモポリタン/『A.O.バルナーブース全集』/
ラルボーと「周縁」の地ラテンアメリカ/ラルオボーの「周縁」観/ラルボーの子ども観
Ⅱ ジェイムス・ジョイス――「周縁」からエグザイル
パリに来るまでのジョイス/1920年パリのジョイス/ジョイスと「内的独白」
Ⅲ アーネスト・ヘミングウェイとミゲル・アンヘル・アストゥリアス――「周縁」に依拠するアメリカ作家
ヘミングウェイと1920年代パリ/アストゥリアスと1920年代パリ
Ⅳ ダダ――「中心」と「周縁」を破棄するアヴァン・ギャルド
ダダの国際性/パリ・ダダ/日本のダダ
西村靖敬(にしむら やすのり)
1952年 神戸市生まれ
東京大学教養部卒業、
現在、千葉大学文学部教授、比較文学比較文化専攻
主要論文:
「祝祭の1920年代パリ」(倉智恒夫・前田彰一・水之江有一編『祭りのディスクール』多賀出版、1993年)
「『内的独白』の一つの系譜――デュジャルダン、シュニッツラー、森鴎外」(『人文研究』第25号、1996年)
「堀辰雄『菜穂子』とアンドレ・ジッドの三部作」(『比較文学』第40巻、1998年)
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