第1章 問題の所在
研究の目的/基礎概念及び基礎知識の整理/規制法の検討/問題の設定
第2章 連邦最高裁判例
概説/セラー・キーフォーバー法の立法意図/ウォーレン・コート期の最高裁判例/
ウォーレン・コート期の下級審判例及び学説の展開/ジェネラル・ダイナミクス抗弁
第3章 学説の検討
概説/反トラスト法の目的を巡る学説の変化/競争効果基準/トレードオフ基準/
単純モデルを巡る議論/効率性の抗弁を巡る方法論の検討
第4章 ガイドライン及び下級審判例の検討
概説/1968年司法省合併ガイドライン/1982年司法省合併ガイドライン/
1984年司法省合併ガイドライン/1992・1997年合併ガイドライン、ガイドラインの運用状況/
下級審判例の検討
第5章 日本法への示唆
米国法からの示唆/日本法への示唆/効率性の抗弁/違法性判断基準のあり方/
効率性考慮のあり方
武田邦宣(たけだ くにのぶ)
1971年 兵庫県生まれ
1999年 神戸大学大学院法学研究科博士課程修了
現 在 神戸市外国語大学助教授
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