第1章 序 論
第2章 価格理論概説
需要、供給、および市場均衡/弾力性/完全市場と不完全市場/限界分析概説
第3章 法と経済学における用語と論点
効率性/利己心の合理的極大者/選択と選好/外部性/複雑化要因
第4章 コースの定理と関連する財政上の諸問題
コースの定理/交渉の問題/資産効果/取引費用に対する対応/権原の保護
第5章 契約法への諸適用
契約法/契約の成立/契約法と配分上の目的/契約法上の救済策/債務不履行責任の免除
第6章 不法作為法の経済学
事故費用と不法行為法の経済学/責任、権利の割当、および外部性/過失の標準/
過失モデルの精緻化/過失の標準の精緻化/危険の引受/厳格責任/損害補償額
第7章 独占禁止法の経済学
完全競争と独占という競争上の両極端/市場支配力と市場の限定
第8章 政治規制の経済学
自然独占の原理/過当競争/本質的に希少な資源の配分/取引費用と外部性への対応
第9章 公共選択
なぜ政府をもつのか/政府に対する接近方法/そもそもなぜ投票するのか/
投票を通じた選好確定の問題/立法の経済理論
小林保美(こばやし やすよし)
1959年 東京都生まれ
1987年 東洋大学大学院経済研究科博士課程後期課程修了(経済学博士)
現 在 富士大学経済学部教授
主 著 『制度の経済学』(中央大学出版会、1995年)
『サプライ・サイドの経済学』(多賀出版、1996年)
松岡勝実(まつおか かつみ)
1962年 神奈川県生まれ
1997年 創価大学大学院法科研究科博士後期課程修了(法学博士)
現 在 富士大学経済学部教授
主 著 『債権総論』(共著、成文堂、1996年)
『民法判例30講』(共著、成文堂、2000年)
©Copyright 2004-2024, Taga Shuppan. All Rights Reserved.