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書籍のご案内

臨床教育学の体系と展開
  
新堀通也 編著
A5判・上製・376頁
(本体6,600円+税)
ISBN 4-8115-6381-6
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内容概略
 本書は萌芽的段階にある臨床教育学の沿革と現状を、広く関連文献、カリキュラム、シラバスなど各種資料を収集分析することによって明らかにし、臨床教育学についての関係者の認識の差、さらに今後の課題などを大規模な質問紙調査によって研究したものである。本書は、この学問分野についての認識を高め、その在り方を体系的に考察するための基礎資料を提供するであろう。

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目次

第Ⅰ章 臨床教育学の概念の成立――わが国における展開と系譜
第1節 臨床教育学の展開/第2節 臨床教育学の代表的定義/第3節 「学派の争い」/第4節 臨床教育学への要請
第Ⅱ章 臨床教育学の内容――大学・大学院におけるカリキュラムの分析
第1節 臨床教育学のカリキュラム/第2節 臨床教育のカリキュラム/第3節 教育臨床(学)のカリキュラム/第4節 学校臨床(学)のカリキュラム/第5節 学校教育臨床のカリキュラム/第6節 臨床教育心理(学)・教育臨床心理(学)のカリキュラム/第7節 その他のカリキュラム
第Ⅲ章 臨床教育学の周知度と期待――中学校長と大学院修了生へのアンケート調査から
第1節 中学校長へのアンケート調査/第2節 大学院修了生へのアンケート調査
第Ⅳ章 臨床教育学のイメージ
第1節 研究者の臨床教育学観/第2節 「臨床」の概念、「臨床教育学」と「臨床心理学」の関係/第3節 研究者と実践家の関係/第4節 今後の課題
付 録:アンケート一覧

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著者

新堀通也 編著

新堀通也(しんぼり みちや)
武庫川女子大学教育研究所所長・大学院臨床教育学研究科教授

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