序 章 日本経済の分析方法――ウォーラーステインの資本主義世界システム論と公文等の日本社会長波論
第1章 幕末開港から西南戦争まで――前長波混乱・模索の30年(1855-85年)
第2章 大日本帝国憲法発布から第1次世界大戦まで(工業化と軍事化)――第1長波改革・発展の30年(1885-1915)
第3章 軍需主導の重化学工業化と太平洋戦争への道――第1長波の下降(混乱・模索)の30年
第4章 戦後日本経済の出発点:第2長波、改革の15年――米国の対日占領期(1945-52年)を含む改革期の15年
第5章 高度成長――第2長波、発展の15年(1960-75)
第6章 変動相場制と石油危機、ドル国際協調管理下の日本経済――第2長波下降局面混乱の15年(1975-90)
第7章 バブル崩壊と「失われた15年」――第2長波下降局面模索期の15年(1990-2005)
終 章 第3長波改革期の2005-2020年における課題と展望――21世紀の新体制へ
補 章 徳川幕藩体制に見られる長波とそのダイナミズム
参考文献
渡辺健一(わたなべ けんいち)
成蹊大学経済学部教授
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