第Ⅰ部 国際貿易論
第1章 国際分業の基礎
1.比較優位の理論(比較生産費説)と労働生産性 2.要素賦存比率理論(ヘクシャー・オリーン定理) 3.プロダクト・サイクル論
第2章 国際貿易の一般均衡理論
1.自給自足経済での均衡(生産と消費の決定) 2.貿易がある場合での均衡(生産、消費、および貿易の決定) 3.均衡の安定性 [付録] オファー曲線の導出(部分的均衡分析)
第3章 貿易からの利益
1.貿易の利益 2.貿易利益と交易条件
第4章 貿易政策
1.貿易政策 2.輸入関税の経済的効果(部分均衡分析) 3.保護貿易主義 [付録] 消費者余剰と生産者余剰
第5章 産業内貿易と規模の経済・不完全競争
1.産業内貿易 2.規模の経済と産業内貿易 3.戦略的貿易政策(寡占競争市場) 4.独占市場における貿易理論 [付録] 競争市場と独占市場
第Ⅱ部 国際マクロ経済学
第6章 国際収支と為替レート
1.国際収支の構造 2.外国為替市場 3.為替レートの決定理論
第7章 所得分析と乗数理論
1.国民所得水準の決定と国際収支 2.景気変動の国際的波及 3.外国貿易乗数の理論的意義と政策的意義
第8章 貿易不均衡の分析
1.国際収支調整政策 2.貿易不均衡の要因(弾力性アプローチ) 3.貿易不均衡の要因(アブソープション・アプローチ)
第9章 経済成長と外国貿易
1.経済成長と貿易の役割 2.経済成長の生産効果(リプチンスキー定理) 3.経済成長と交易条件
第10章 地域統合(経済統合)
1.地域統合の諸形態 2.地域統合の経済的効果 3.グローバリズムとリージョナリズム
第11章 生産要素の国際移動
1.生産要素の国際間移動と厚生分析 2.直接投資 3.多国籍企業と企業内貿易 4.直接投資の経済的効果
第12章 IS・LM・BP分析
1.LM曲線 2.IS曲線 3.IS・LM分析 4.開放経済下における財政・金融政策
索引
仙頭佳樹(せんどう よしき)
神戸市外国語大学教授
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