まえがき
序章 問題提起
1.消費者心理動向に対する関心の高まり
2.消費者心理の動きから消費予測は可能か?
3.消費者心理の中身
4.今後の経済社会の変化と消費予測
5.本書の構成
<消費に関する先行研究>
第1章 マクロ消費と消費者心理――消費に関する先行研究・その1
1.Katonaの先駆的研究
2.米国で利用される心理指標
3.日本で利用される心理指標
第2章 心理指標の予測力――消費に関する先行研究・その2
1.混在する検証結果
2.購入意図と態度のどちらが有効な予測指標か?
3.時系列分析による予測力の検証
4.パネルデータによる分析
第3章 消費態度の研究――消費に関する先行研究・その3
1.個票データを利用した消費態度研究
2.集計値データを利用した消費態度研究
<データ分析とモデル構築>
第4章 消費予測指標としての心理指標の有用性――時系列分析による、心理-行動関連のマクロ・レベルの検討
1.分析目的
2.分析方法と利用するデータ
3.分析結果
4.まとめ
第5章 消費態度のモデルの構築――クロス・セクション分析で消費意欲の規定因を探る
1.分析目的
2.分析方法と利用するデータ
3.因子分析とその結果
4.消費態度モデル
5.時系列でみる因果関係の強さの変化
6.まとめ
第6章 消費のトータル・モデルの検討――短期パネルデータを利用した心理-行動関連のミクロ・レベルの検討
1.分析目的
2.分析方法と利用するデータ
3.消費支出行動の規定因
4.消費支出行動の因果関係
5.モデルの時系列比較
6.まとめ
<これからの消費予測に向けて>
第7章 今後の経済社会の変化と消費予測
1.今後の社会変化の影響を考える
2.年齢層別分析の必要性
3.消費者心理の年齢層別の特徴
4.年齢層別に見た心理と行動との関連
5.まとめ
終章 総括と今後の課題
参考文献
佐野美智子(さの みちこ)
高千穂大学商学部教授
©Copyright 2004-2024, Taga Shuppan. All Rights Reserved.