序文
第1章 技術知識の性質と企業間コーディネーション
1 はじめに
2 技術革新をめぐる企業行動
3 技術知識の性格とその効果
4 専有可能性とその規定因
5 企業間コーディネーションの重要性:本書の課題
6 本書の構成
第2章 模倣・ライセンスと研究開発活動
1 はじめに
2 研究開発活動の社会的最適性
3 市場でのポジションと研究開発インセンティブ
4 結語
第3章 共同研究開発活動の経済的効果
1 はじめに
2 共同研究開発の規模と形態
3 共同研究開発のモデル
4 共同研究開発活動の経済的効果
5 結語
第4章 技術知識の多様性・連関性とイノベーション
1 はじめに
2 技術知識の累積性とシステム性
3 累積的技術革新と最適な特許保護の水準
4 イノベーションのシステム性と研究開発インセンティブ
5 結語
補論
第5章 知的財産権制度とその役割
1 はじめに
2 日米の「プロ・パテント政策」
3 政策ツールとしての特許制度
4 特許保護範囲拡大政策の意味
5 結語
第6章 標準形成と知的財産権制度
1 はじめに
2 インターフェース標準とネットワーク効果
3 標準の形成と維持をめぐる企業戦略
4 DVDをめぐる規格間競争と知的財産権
5 結語
第7章 IT分野におけるM&A活動
1 はじめに
2 ハイテク産業におけるM&A活動の意味
3 IT分野におけるM&Aの目的と形態
4 結語
付表
第8章 IT革新下の企業戦略と競争政策
1 はじめに
2 イノベーションの補完的性質と競争政策
3 事前的コーディネーションと競争政策
参考文献
あとがき
索引
田中悟(たなか さとる)
神戸市外国語大学教授
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