ホーム|書籍のご案内|経済史上のフランス革命・ナポレオン時代
はしがき
第1章 社会経済史からみたフランス革命
Ⅰ 研究動向と問題点
Ⅱ 革命の土地改革の社会経済的影響
Ⅲ 海外貿易の衰退と貿易構造の変化
Ⅳ フランス的工業化の道─近年の主要な学説から─
第2章 フランス的工業化の道─三つの路線の提起とその意義─
はじめに
Ⅰ 二つの貿易政策論の対立─フランス革命前夜から1793年まで─
Ⅱ フランス革命末期~復古王政初期におけるフランス経済再編・発展構想
Ⅲ 新しい工業化モデルの提起─シャプタルのフランス経済再編構想─
おわりに
第3章 総裁政府期フランスにおける貿易拡大政策の方向転換
はじめに
Ⅰ 総裁政府による対スペイン通商条約提案とその挫折
Ⅱ イタリアへの商業的進出の試みとその結果
おわりに
第4章 フランス革命と土地所有の社会的移動
はじめに
Ⅰ 国有財産の売却規模をめぐる問題
Ⅱ 国有財産の売却、転売と土地所有の社会的移動
Ⅲ 通常の土地取引の活発化とその理由
おわりに
第5章 革命・ナポレオン期におけるフランス工業の変容
はじめに
Ⅰ 工業生産の全般的動向
Ⅱ 伝統的諸工業の変動
Ⅲ 近代的諸工業の発展
おわりに
補論 工業企業家の連続と更新
第6章 革命・ナポレオン戦争とフランス商工業中心地の対応
はじめに
Ⅰ 英仏海上戦争とボルドー貿易商人の戦略
Ⅱ ルーアン及びル・アーヴル経済における海上戦争の影響
Ⅲ ナポレオン期における内陸商業中心地ストラスブール
おわりに
第7章 革命・ナポレオン戦争期における国際貿易構造の変化
はじめに
Ⅰ 18世紀の国際貿易におけるフランスの地位
Ⅱ 革命・ナポレオン戦争期における国際貿易の変容
Ⅲ 国際貿易における仏英両国の地位の変化
おわりに
第8章 ナポレオンの「ヨーロッパ統合」─大陸体制の夢と現実─
Ⅰ 考察の視角と対象
Ⅱ 大陸体制の政治的・制度的側面
Ⅲ 大陸体制の経済的側面
IV 大陸体制構想の挫折とナポレオンの「遺産」
結語
註
索引
服部春彦(はっとり はるひこ)
京都大学名誉教授
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