はしがき
第1章 授業の「荒れ」を問い直す――島小学校の教育実践を導きとして
はじめに
第1節 授業の「荒れ」
第2節 島小学校の授業と筆者の授業
第3節 秘められた子どもの想いへと迫ること
おわりに
第2章 授業における教師の子ども理解――フッサールの他者経験論を導きとして
はじめに
第1節 子どもをよく見ること
第2節 子どもの教材解釈における深さの次元
第3節 教師の子ども理解
おわりに
第3章 子どもの討論を喚起する武田常夫の国語の授業――ハイデガーの芸術論を導きとして
はじめに
第1節 授業の秘密
第2節 語についてのハイデガーの思索
第3節 授業の劇的な構成
第4節 高揚した気分での真剣な討論
第5節 授業実践の詩作性
おわりに
第4章 文学の授業における豊かな解釈――ハイデガーの詩作的思索を導きとして
はじめに
第1節 ハイデガーにおける存在の思索
第2節 文学の授業におけるイメージの多義性
第3節 文学の授業における詩作
おわりに
第5章 文学の授業における朗読――詩作とロゴスについてのハイデガーの思索を導きとして
はじめに
第1節 詩作とロゴス
第2節 授業におけるホモロゲイン
おわりに
索引
中田 基昭(なかだ もとあき)
東京大学名誉教授
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