はじめに
一部 児童虐待に対する児童相談所と児童心理司の役割
1章 日本における児童虐待の現状
1)児童虐待の現状と定義
2)被虐待児への知能アセスメント
2章 児童相談所の機能と児童心理司の職務
1)児童相談所の機能
2)診断と保護
3)虐待対応
4)児童心理司の職務
一部の要約
二部 児童虐待と被虐待児の知的発達に関連する先行研究
3章 被虐待児の知能に関する研究史
1)1960~1970年代
2)1980年代
3)1990年代
4)2000年代以降
4章 先行研究のメタ分析
5章 生理的基盤
1)海馬
2)扁桃体
3)脳梁
4)小脳虫部
5)大脳皮質
二部の要約
三部 被虐待児の知能水準に関する実証研究
6章 日本における実証的研究
7章 施設入所の臨床的効果
8章 潜在能力推定の試み
三部の要約
四部 被虐待児の知能特性に関する実証研究
9章 被虐待児の知能と学力の乖離
10章 被虐待児の知能構造
1)被虐待児の知能因子構造
2)非行児童の知能因子構造
11章 虐待種別ごとの知能プロフィール
1)身体的虐待被害児の知能プロフィール
2)性的虐待被害児の知能プロフィール
3)心理的虐待被害児の知能プロフィール
4)ネグレクト被害児の知能プロフィール
5)非行児童の知能プロフィール
四部の要約
五部 総合的考察
12章 臨床的示唆
1)児童心理司の専門性
2)研究知見の活用可能性
13章 今後の課題
14章 結論
引用文献
副論文
あとがき
緒方康介(おがた こうすけ)
児童心理司
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