はじめに
第1章 本研究の課題・視点・方法
1.問題の所在と研究の課題
2.研究の視点と方法
註
第2章 本研究に関わる先行研究の検討
1.戦前期農村における中等学校の展開に関する諸研究
2.戦後農村における新制高等学校の展開に関する諸研究
3.過疎化する中山間地域に所在する高等学校の諸研究
註
第3章 過疎・少子化地域の教育課題
1.ひとの発達と教育
2.家族・地域社会・学校における教育の構造
3.教育機能の展開に見る過疎・少子化地域の教育課題
4.過疎・少子化地域における教育の課題
註
第4章 高校教育の課題と府県における高校改革の試行
1.少子化の進行と高校教育の課題
2.生徒の急減・多様化と高校の再編課題
3.府県における過疎・少子化地域に所在する高校改革の試行
註
第5章 中山間地域の高校における「内発的改革」の試行
1.地場産業との連携を試行する─長野県蘇南高等学校の事例
2.高校留学制度の導入を試行する─福島県只見高等学校の事例
3.中高一貫制を試行する─秋田県矢島高等学校の事例
4.教育課程の改善を試行する─島根県矢上高等学校の事例
5.教育の内発的改革を試行する─大分県安心院高等学校の事例
6.小規模分校の存続を試行する─京都府網野高等学校間人分校の事例
註
第6章 地域再興と教育の内発的改革─課題・試行・展望─
1.中山間地域における地域再興の理念
2.教育課程編成上の課題と試行
3.生徒の活動・生徒指導等における課題と試行
4.外部諸団体・組織や企業などとの連携上の課題と試行
5.教員組織・教員研修等の課題と試行
6.地域住民が「内発的改革力」を形成する課題と実践
7.社会資本としての地域所在高校の存在意義
8.教育を視点に据えた地域再興の試行と展望
註
おわりに
山岸 治男(やまぎし はるお)
日本文理大学教授・大分大学名誉教授
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