まえがき
序章 問題の設定と本研究の目的
1. 問題の設定
2.「カリキュラム経験」研究の必要性と意義
3. 日本の学校音楽カリキュラム研究に関する先行研究の検討
4. 本研究の目的と構成
第1章 潜在的カリキュラムと学校音楽の理論的視点
1. 潜在的カリキュラム研究の立場と方法
2. 教科教育学研究における潜在的カリキュラム研究の到達点と課題
3.「カリキュラム経験」研究の実証的研究の視点
第1部 学校音楽における教師の「カリキュラム経験」の実証的検討
第2章 教師の「カリキュラム経験」の内容構造
1. 分析枠組み
2. 質問紙調査の概要
3. 統計的分析
4. 教師の「カリキュラム経験」の特質
第3章 教師の「カリキュラム経験」の文脈
1. 分析枠組み
2. 教科授業を意味づける文脈
3. 教科外活動を意味づける文脈
4. 教師の「カリキュラム経験」の文脈と構造
第4章 教師の「カリキュラム経験」の「語り」と分析
1. 分析枠組み
2. 教師の「語り」にみる学校音楽カリキュラム
3. 教師の「カリキュラムの経験」の構成過程
第2部 学校音楽における児童生徒の「カリキュラム経験」の実証的検討
第5章 児童生徒の「カリキュラム経験」の内容構造
1. 分析枠組み
2. 質問紙調査の概要
3. 統計的分析
4. 児童生徒の「カリキュラム経験」の特質
第6章 児童生徒の「カリキュラム経験」の文脈
1. 分析枠組み
2. 児童の「カリキュラム経験」を構成する文脈
3. 生徒の「カリキュラム経験」を構成する文脈
第7章 「元」生徒の「カリキュラム経験」の「語り」と分析
1. 大学生の「語り」を取り上げる意味
2. 音楽に進路展望をもつ「語り」──「語り」と分析1
3. 音楽に進路展望をもたない「語り」──「語り」と分析2
4. 児童生徒の「学校音楽のカリキュラム経験」の構成過程
終章 結論
1. 研究成果の要約
2. 結論──学校音楽文化の継承と変容
3. 今後の課題と展望
引用・参考文献
あとがき
索引
笹野恵理子(ささの えりこ)
立命館大学産業社会学部教授
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